ConoHa WING から Cloudflare へ。屋号のサイトを自分で引っ越した
Naoki Kakuda5 min
屋号の imagefactory.tokyo のサイトを、ConoHa WING から Cloudflare に引っ越した。今日やったのは、契約の確認から、新しいブログを公開するところまで。まだ途中の作業もあるので、それも含めて残しておく。
なぜ引っ越したか
これからは、やっていることを全部ブログに出していくと決めた。撮影も、AI の検証も、道具のレビューも、まずブログに書いて、そこから X や Instagram に配る。起点になるのはブログだ。
ところが、その起点が無かった。imagefactory.tokyo は WordPress で作った LP が1枚あるだけで、しかも ConoHa WING の契約を5月から「確認する」と言ったまま止めていた。
WING の契約は、次の自動更新が 12月2日で 13,068円。一方で、僕がこれから作るのは静的なブログなので、Cloudflare Pages に置けばサーバー代はかからない。払うのはドメイン代だけになる。
契約を開けたら出てきたもの
5分で終わると思って ConoHa の管理画面を開けたら、知らなかったことが3つ出てきた。
- imagefactory.tokyo のドメインは、WING 契約の特典で 0円だった。 WING を解約すると、この特典も一緒に外れる。つまり、解約の前にドメインをどうするか決めておく必要がある
- info@imagefactory.tokyo が満杯だった。 容量 200MB に対して 203.47MB。新しいメールが受け取れていなかった可能性がある。LP の問い合わせフォームの送り先は、このアドレスだった
- 使っていないドメインとサブドメインが、WING に5つ載っていた。 確認して、全部止まっても問題ないと判断した
つまずき3つ
.tokyo は Cloudflare で持てない
ドメインも Cloudflare にまとめるつもりだった。ところが、Cloudflare Registrar の対応一覧に .tokyo が無い。.photography や .studio はあるのに、.tokyo、.london、.nyc のような都市の名前のドメインは載っていなかった。
そこで、名前を見直した。YouTube ではチャンネル名に「imagefactory.tokyo」が使えなかったし、note の ID は16文字までなので「imagefactorytokyo」(17文字)が入らなかった。名前に点があると、あちこちで扱いが面倒になる。
名前は点なしの imagefactorytokyo にして、ドメインは imagefactorytokyo.studio にすることにした。空いていることを確かめて、Cloudflare での価格は年 $31.20。購入はこれからだ。
GitHub との接続が2回エラーになった
Cloudflare Pages は、GitHub のリポジトリとつなぐと、更新のたびに自動で公開してくれる。その接続で「Error connecting to git account」が2回出た。GitHub 側にはアプリが入っているのに、Cloudflare 側がそれを受け取れていなかった。
ここで粘るのをやめて、GitHub を通さずに、Mac で書き出したサイトを Cloudflare の公式ツール wrangler で直接上げる方法に切り替えた。途中で、ツールが「新しい Pages は Workers の一部になった」としてプロジェクトの中身を書き換えようとして止まったので、従来の Pages に直接作る指定で上げ直した。今後は、記事を書いたらコマンド1本で公開できる。
テーマの履歴が足りなくて、GitHub に上げられなかった
テーマを取ってくる時に、履歴を1つ分だけ取っていた。その状態だと、別の GitHub のリポジトリに上げられない。足りない履歴を取り直して解決した。
見た目の決め方
土台には、Astro の無料テーマ Quarry(MIT ライセンス)を使った。カードや影ではなく、罫線と数字で組む、印刷物のようなテーマだ。
その上で、手元の Figma にあるロゴに合わせた。
- 英字は Helvetica。Helvetica Neue ではなく、ロゴと同じ Helvetica にした。Neue を先に指定していたら、字の空きがロゴと全然違って見えた
- 日本語は 源ノ角ゴシック。Google の Noto Sans JP と同じ字なので、サイトの中に字を持たせた。これなら外のサービスに頼らない
- 太さは Regular と Bold の2つだけ。Bold だけ字間を 11% 開ける。これはロゴと同じ値で、本文の Regular は 0 のまま
- 文字は全部、ロゴの赤(#E61D25)。テーマの読みやすさの検査では基準に少し届かないが、ブランドの色を優先した
ナビは英語でそろえた。Writing、Photography、About、Contact の4つだけで、細かい分け方は記事のタグでやる。トップページは記事の一覧だけにした。まずは記事が出せればいい。
費用の比較と、まだ終わっていないこと
| 引っ越し前(ConoHa WING) | 引っ越し後 | |
|---|---|---|
| サーバー | 年 13,068円 | 0円(Cloudflare Pages) |
| ドメイン | 0円(WING の特典) | 年 $31.20(imagefactorytokyo.studio) |
| メール | WING に込み(満杯) | 0円(Cloudflare で転送して Gmail で受ける予定) |
まだ終わっていないのは、この4つだ。
- ドメイン imagefactorytokyo.studio を買って、今の仮の住所(imagefactorytokyo.pages.dev)から付け替える
- メールを移す。WING を止める前にやらないと、メールが止まる
- 配ってきた imagefactory.tokyo の住所を、しばらく残して転送するか決める
- WING の自動更新(12月2日)の前に、解約する
作業は、AI(Claude Code)と一緒に進めた。WordPress で LP を作った頃は、PHP の更新や SSL の設定に一日がかりだった。今回は、ブログの骨組みができるまでが1分、書き出しが数秒だった。時間がかかったのは、作る前の「どれを選ぶか」「どこで引っかかるか」の方だった。